ついに我が愛カブ、まんじゅう号にタコメーターをつけてしまった。
しかもメカ音痴界のカリスマ的存在であるもみじさんが、自ら装着である。
イルミネーション用配線というものがどれか分からず、適当につけたらなぜかちゃんと照明がついた。
回転数をとるイグニッションコイルというものがどれか分からず、適当につけたらなぜかちゃんと作動した。
びっくらこいた。
タコメーターがついたカブはどことなく輝きが増した。
そして、それをみたもみじさんは笑みがこぼれた。
愛想なしのもみじさんが笑ったんだ。
世界にひとつ、幸せがこぼれた。
そして、もしこれから先、誰かに「タコメーター取り付けて。」って言われても、それは無理だと思う。
だって、あれは奇跡だったんだから。
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