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2日前のことです。僕はその日もカブに乗って楽しく走っていました。

30分ほど走ったでしょうか。その時僕は、ヘルメットの中で中森明菜の『禁句』を熱唱していました。まわりに聞こえないかちょっとドキドキしながら。
レアな23歳です。

すると目の前に路駐の車が一台。僕は車線変更をせずに、そのすぐ右横をすり抜けようとしました。


が、


突然その車はウインカーも出さずに急発進。





僕はあわてて右車線に逃げました。間一髪。

僕の後ろを走っていた車も、急ブレーキをかけてギリギリ回避。


なんだこいつは・・・。と思いながら、僕は右車線をそのまま走りました。

しかし直後、事故は起こりました。


なんと、その急発進して僕にぶつかりかけたその車が、今度は直接僕に体当たりをしかけてきたのです。

一瞬なにごとかと思いました。

ぼくが走っていた右車線は、直進と右折の車線。その車が走っていた左車線は、直進車線です。

どうやらその車は右に曲がりたかったらしく、無理やり道路をまたいで右折したようです。

またもや僕は逃げました。 間一髪で僕もその車に合わせて右に曲がったんです。

ナイス反射神経でした。が、しかし、右に逃げた僕にわざとぶつけるかのようにその車が停止。

思いっきりバイクと車に左足を挟まれました。超痛い。
でもバイクがこけるのは絶対嫌だったから、反対の足で根性でバイクを支えました。


が、なぜかその車の運転手、窓を開けて、僕に向かって怒鳴りだしました。

その運転手は、パンチパーマで金のネックレスをつけた、漫画のような怖いおじさんでしたが、あまりに理不尽なので、僕はバイクを横において、そのおっさんにむかって走っていきました。

思いっきり文句いってやろう。んでもってこのおじさんったらちょっと怖いから、すぐに警察呼ぼう。うん、そうしよう。なんて思いながら。


そして僕が運転席の窓に手をかけた瞬間、





おっさんは猛ダッシュをかけて逃走していきました。




逃げられるとは予想外でした。

そして、車が逃げる瞬間、僕はなぜかその逃げる車の後部座席の窓に向かって左正拳突きを炸裂させていました。
(専門的にいうと逆突き裏拳。僕がかつて市大会で愛用した技です。)

人間、追い詰められると意外な行動にでるようです。
こうみえて僕は空手暦16年なんです。

僕の突きをくらって、窓はグシャグシャ。










の予定でしたが、車の窓ってとっても硬いのね。

僕の左手がちょっと青くなる結果に終わりました。



今思い出しても腹が立ちます。シップを貼った左手が、いっそう切なさを呼び起こします。

今思えば、左手痛い・・・。とか思いながら手をプルプル振っていた暇があれば、ナンバー覚えればよかったです。




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