01.15 やかんを持ったら空っぽで、凄い勢いで持ち上がった

今週から大学の試験期間。

僕の通う学部は、基本的に各自独学がモットーだ（と僕は思っている）。

たいていの講義は、教授がテキストを元に板書するだけ。

毎回休まず講義に出席した暁には、めでたく教科書のコピーがノートの上に出来上がる。

これで教科書をうっかり紛失しちゃっても安心だ。

何だか講義に出る意味がないような気がするが、そうでもない。

広い法律科目を全て独学で学ぶのは難しい。なので試験前には、出題範囲が各講義にて発表される。

僕たちは、その発表を聞く時だけは、皆こぞって講義に出席するのだ。

といっても、全ての教科を発表後に勉強するのは無理ってものだ。（計1000ページもの内容を１週間で理解できるわけがない）

かつて偉大な先輩達はこう言った。

単位がとりたければ、大学行ってないで家で勉強してろ。　と。

こんな教育システムはうんざりだ。


だから、僕は、家でペットを飼おうと思う。

なぜ唐突にそういう結論になるのかは、どうか聞かないで欲しい。

僕のアパートはペット禁止なので、出来るだけ個性を主張しないやつがいい。


そうなったら選択肢は、クリオネかマリモの２つしかないだろう。


特にクリオネあたりなら、僕のいい話相手になるだろう。

昨夜は話が盛り上がっちゃって、今日はちょっと寝不足なの。なんてこともあるかもしれない。



試験勉強をしていてあまりに暇なので、クリオネについて調べてみた。


どうやらヤツは冷暗所で育てると吉だそうだ。
一般家庭では、冷蔵庫がベストポイントらしい。


冷蔵庫からいきなりクリオネが出てきたら、きっと世間は僕を見直すだろう。

僕の毎日は輝き、愛想を尽かせて出て行ったあいつもきっと帰ってくる。

ついでに単位も取れると尚嬉しい。


さて、勉強に戻ることにする。

ここまで読んでくれた方々は、意味不明すぎて怒りすら覚えているだろう。

それがまた快感なのだ。