【前日編】
11月21日、目覚めるとなんだか悔しい気分でいっぱいだった。
このもやもやの原因はなんだろう。ケータイをみると、早朝に三次さんから寝起き荒らしのメールが来ていた。
そういえば一回このメールに起こされたような気がする。もやもやの原因はこれか。あおぞらフェスはもう始まっているのか。
急いで支度を済ませ、僕は走り出した。
浜名湖で1泊の予定だったので、1日早く東にむけて走り出した。
11月21日、目覚めるとなんだか悔しい気分でいっぱいだった。
このもやもやの原因はなんだろう。ケータイをみると、早朝に三次さんから寝起き荒らしのメールが来ていた。
そういえば一回このメールに起こされたような気がする。もやもやの原因はこれか。あおぞらフェスはもう始まっているのか。
急いで支度を済ませ、僕は走り出した。
浜名湖で1泊の予定だったので、1日早く東にむけて走り出した。
9:30 枚方を過ぎたあたりでhitoshiくんと遭遇。
こういうのってとてもテンションがあがる。
17時までに浜名湖に着かないといけないんだけど俺大丈夫かなー?と聞くと、どうも時間的にギリギリらしい。
hitoshiくん速度でギリギリ=もみじ速度でアウト
これはいけない。僕は飛ばした。それはそれは飛ばした。
条件反射で関宿によってしまった以外は、今までにない走りを見せた。
カブ丸くんに改造を加えてもらったカブに乗っているせいか、もう少しでひざすりができるんじゃないか。そんな気分にすらなった。気分だけだった。
岡崎で車の間をすり抜け中、タカくんと遭遇した。
しかし(俺は急がなきゃいけない。オフシーズンのキャンプ場は営業時間が短いんだ!!)
そんな思いでそのまますり抜け続行。
16:30 浜名湖渚園到着。どうにか間に合った。
そこにはなんか黒い大きな箱が置いてあった。
よく見ると、僕よりさらに前日出発の091くんのカブだった。
2人で青空前夜祭。目の前で、打ち上げ花火があがった。
家庭用じゃなくて、花火大会であがる花火が3~40発ほどあがった。
晩御飯を食べ、告知どおりその日は早く寝て、明日の本番に控える。
【当日朝編】
翌5:00 起床。
3時間後に091くんも起床。
一度も調整、注油をしたことがないという091君のカブのチェーンがえぐいこと、オイルもえぐいことを伝え、
「え?チェーンってメンテいるの?」という男気溢れる発言を聞きながら出発。
途中極楽湯で汗を流し、さわやかに向けて走り出したところ、091君のカブが突如爆音に。
最初は091くんのテンションがあがっている証かと思ったが、停車してみると、スタッドボルトのナットがない。
近くのホームセンターでナットを買い、緊急修理。
修理は半分成功し、半分失敗(詳しくはここでは割愛です)
満身創痍ながらもさわやかを目指す。
14:00
さわやか到着。
091くんは完全に自走モードで、さわやかを過ぎて爆走していった。
091くんがあおぞらのことを思い出しUターンして帰ってきたところで、
いよいよあおぞらフェスにやってきたという気分になった。
車でやってきたマイケルとまにさんの涼しげな顔が印象的だった。
あと個人的にはマコトさんの顔を見ると、カブイベントにやってきた!って気分になる。なぜだろう。
【フェス本番編】
集団走行。何度体験しても不思議なテンションになる。
会場についてすぐ、僕たちは買出しに行っていた。フェスにかかせない食材、いたやちゃんが山道で落とした食材、そう、たまねぎを買いにいくためだ。
会場は山奥のため、麓まで下山してたまねぎを2つ買った。
たまねぎを買って誇らしげに会場へ戻る僕。
これでおいしい料理を作ってね。そんな思いを込めて落とし主に渡した。
そして日も落ち、フェスティバルスタート
乙鍋から始まり、ツッカーさんのバタードラム、いたやちゃんのアップルジンジャー、ももすくんのジャンキーなフード、どれもこれもおいしかった。
みなぞうさんのところはかなり出来上がってらっしゃったので、近づくと普通では済まない気がした。遠めから見るだけにしておいた。
フェスに来てよかった、カブに乗っててよかった。そう思える瞬間だった。
だてくんが、俺、酔ったらうざいですよ。酔ってなくてもうざいですよ。と自ら言っていたので、できるだけ彼とは対角線上にいるよう努める。
その甲斐空しく何度となく彼に捕まり、やはりうざかったが、面と向かってうざいといえる彼の人柄、そういうところはすごく好きだ。でもうざかった。
途中、様々なイベントが開催された。
USKさんによる狂言話。同じくUSKさんによる横笛演奏会、この横笛演奏会は破壊力がとんでもなかった。
あまりの破壊力で、すでに眠りに付く人たちのテントは縦に揺れていた。僕もいまだにその前後の記憶があまりない。
なかでも盛り上がったのは、教授主催の宝探しイベントだ。
キャンプ場のどこかに隠した教授のメガネをみんなで捜すという催しだが、
万が一見つからない場合、明日教授はメガネ無しで自走しなければいけない。
みんな必死で捜しまわった。
夜10時を回り、一人一人と眠りにつく。僕もこのあたりでテントに戻ったと思う。あまり覚えていない。
【翌日編】
起きたら5:00だった。
すでにオックンは朝食を作り始めていた。睡眠とかしないタイプの人間なのかな。そんな人間いるのかな、人間なのかな。
ホットサンドはとてもおいしかった。
ホットケーキもとてもおいしかった。
そしてそろそろ撤収の時間。
すごく名残惜しかった。
テントを片付け、忘れ物がないかな。と辺りを見渡す。
余った食材の中に、たまねぎが3つあった。
いたやちゃんに聞いてみると、「こ、これはキャンプ場に育ってたやつ!」と慌てながら教えてくれた。なんだ、そうだったのか。てっきり昨日買ったやつが余ったのかと思った。
集合写真を撮り、いよいよ本当に終了の時間。
楽しい2日だった。小田原ストーンズありがとう。
【番外編】
いつもの海岸で、いつものようにUSKさんに置いていかれた僕。
カブ丸チューンの施された僕のカブは以前とは違う。今日なら付いていける!そう思い追いかけた。
見る見るうちに小さくなるUSKさん。
岡崎まで行っても、名古屋市に入っても誰にも会わない。
みんな早すぎる。でも信楽を一人で走るのは嫌だ。怖すぎる。
そんなことを考えながら走り続けた。
23号でリザーブに入ったが、スタンドに寄るのも惜しんで走った。
携行缶あるしギリギリまで走ろう。そう思った。
結論から言うと、携行缶を家に忘れていた。
運よく500M先くらいにスタンドがあって助かったが、今思えば無茶だった。
普段慎重な人がたまに無茶をすると、もう無茶苦茶なことになる。
もう関宿に行っても誰もいないだろうな、と思いながらも関宿に寄ってみると、みんながいた。待ってくれていた。
心からありがたかった。信楽をみんなと走れる。
みんなと関宿を出発し、5分ほど走っただろうか。そういえば俺荷物のネットかけたっけ?
とか考てたら案の定寝袋が路上に落下。
おおおううぅ。と言ったと思う。
そしてまた一人になった。
一人で信楽を走った。
今回はオチもなく平和に終わると思ったが、そう甘くなかった。
最後に小田原ストーンズさん、参加した全ての方、楽しい二日間をありがとうございました。
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