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SPIテストというものを受験してきた。

会場には一人一台パソコンが設置されている。

問題は全てパソコン上で解いて送信するのだ。

近い未来では、全ての試験がWEBで出来る日もくるかもしれない。

日本の識字率低下を心配しながら受験した。



会場につくとメモ用紙とボールペンを渡された。

計算などでは、自由にこのメモ用紙をお使いください。と指示を受けた。

そしてパソコンルームに案内された。

パソコンルームには当然ながらパソコンが1台、そして耳栓が用意されていた。しかも机ごとに仕切りがあり、一人だけの世界に浸れる。

至れり尽くせりである。

綺麗好きな私は、フッと耳栓に息を吹きかけ、耳栓に付着したゴミを飛ばして華麗に装着した。




そして、耳栓を付けていては受験開始の合図が聞こえないことに気づき、
周りの目を気にしつつそっと耳栓を外した。

そして試験は始まった。

キーボードを素早く打ち込むために入念に指の運動をして、両サイドの受験生を軽く威嚇してテストを開始した。


問題は全てクリック問題だった。指の運動は必要なかった。




まずは国語の問題。国語は得意である。

そして数学。数学は大の苦手である。


図面問題が出題された。

問題 
正方形の紙を図のように、破線は谷折、実線は山折で折っていき、
黒く塗られた部分をはさみで切り取る。

紙を広げたときの穴の形を、以下のA~Fの選択肢から選べ。


難問だった。




しかし、私はあることに気づく。

手元には受付で渡されたメモ用紙。
そして受験生の耳には耳栓。

その2つを考えたとき、私の中で公式が生み出された。


私は素早く図を見ながらメモ用紙を折り、指定の箇所を指で引きちぎった。

みんなが耳栓をしていたのをいいことに、超ビリビリ破った。耳栓はこのためか、と納得した。


メモ用紙のこの使い方は果たしてアリだったのか。しかし自由に使えとか言ってたし多分OKだろう。



メモ用紙は3枚渡されていたが、結局この図面問題で3枚全てを消費した。


そして私は無事試験を戦いぬいた。


試験後、周りの受験生の手元には、計算のぎっしり書かれたメモ用紙。

私のカバンの中には、バラバラに切り刻まれた折り紙(かつてメモ用紙と呼ばれていたもの)。


今度のテストは、はさみが必要だと感じた。






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